floodgate でRがついた

いままでずっとR付きのソフトに負けて、Rがついていないpishogiにのみ勝っていたということで、Rが付いていなかったんだけど、ついにRが付きました！

おぉっ、Kakinoki-Testに勝ってる！！と思ったら、time upなのでちゃんと勝ったわけではないですね…。
なにかのトラブルかバグか。

5月10日7:00の対garyu戦は惜しかった。


後手の△９七飛成の詰めろに対して、先手はまさかの▲４三銀！
この局面では先手の形勢はいいみたいだけど、こんな手を指してちゃダメだなぁ～。

それまで形勢がよくて一手で一気に相手の形勢がよくなった局面をテストケースに追加して、そんな手を指さないように対策していくのがいいんだろうか…。
将棋が弱いと難しいなぁ～。

何故ソースコードを公開されているものより弱いものしか作れないのか

2chにこんな書き込みがあるらしい。

28 名前：名無し名人[sage] 投稿日：2009/05/03(日) 20:11:28 ID:JEw/iLBn
ソース公開されてるソフトより弱い将棋ソフト作ってる奴はなんなの？馬鹿なの？死ぬの？

なんとー。
なんなの？・・・こんなヤツです。
馬鹿なの？・・・否定はできないなぁ～。
死ぬの？　・・・いずれ(100年以内にはほぼ確実に)。

やねうらおさんのBlunderについてにあるチェックリストはひとまず置いておいて「何故ソースコードを公開されているものより弱いものしか作れないのかという点をもっと真剣に考えてもいいんじゃないかと思う。」は耳が痛いですね。

今年も強さとは別方向でがんばりましたけど(笑)、来年は強さの方向でがんばっていきたい。
GPS将棋は内部構造とか理解できたとしても評価項目の緻密さとか太刀打ちできないので、Blunderに6割勝つところを目標に(うわっ、強気？！)。

バグ発見…

あまり影響はないと思いますが、今floodgateに投入している版のバグを2つ見つけました。
・詰ルーチンでハッシュに登録した情報を引き出せない場合がある。
・入玉宣言勝ちを間違う。

詰ルーチンのバグは詰部分の開発では直していましたが、本流にマージしていませんでした。orz

入玉宣言は次の(d)の部分をミスしてて玉を含めて10枚以上あるという判定をしています。
なので、間違った宣言をして負ける可能性があります。本番で出なくてよかった…。


「入玉宣言勝ち」の条件:

次の条件が成立する場合、勝ちを宣言できる(以下「入玉宣言勝ち」と云う)。
条件:
(a) 宣言側の手番である。
(b) 宣言側の玉が敵陣三段目以内に入っている。
(c) 宣言側が(大駒5点小駒1点の計算で)
・先手の場合28点以上の持点がある。
・後手の場合27点以上の持点がある。
・点数の対象となるのは、宣言側の持駒と敵陣三段目
以内に存在する玉を除く宣言側の駒のみである。
(d) 宣言側の敵陣三段目以内の駒は、玉を除いて10枚以上存在する。
(e) 宣言側の玉に王手がかかっていない。
(詰めろや必死であることは関係ない)
(f) 宣言側の持ち時間が残っている。(切れ負けの場合)
以上1つでも条件を満たしていない場合、宣言した方が負けとなる。

本気のGPS将棋が強すぎる

floodgateがとんでもないことになっています！

48勝1敗でR3033になっています！！
すごすぎる・・・。

VC++6.0 は捨てるべきか…

GPS将棋の影響でtemplateの勉強。
簡単な所で次のようなコードを試したところ、cygwin の gcc-3.4.4やBorland C++5.5.1では普通にビルドできるのに、VC++6.0は二項演算子と間違えたようなエラーコードを吐いて通りません。orz
VC++6.0のプロファイラは子関数まで含めた実行時間が出るのですごくいいんだけど、コレじゃ使えない…。
記述を変えて、VC++6.0でも他のコンパイラでも通るようにできないかなぁ～。

// テンプレートのサンプル
enum Player {SENTE, GOTE};

class TEST {
public:
 TEST(){}
 ~TEST(){}
 template <Player player> Player rev() const;
};

template <Player player>
Player TEST::rev() const
{
 if (player == SENTE) return GOTE;
 else return SENTE;
}

int main()
{
 TEST a;
 return a.rev<GOTE>();
}